平山郁夫 作品
中亜熱閙図
アフガニスタンの首都カブールのバザール(市場)の賑わいを、六曲屏風一杯に所狭しと描いている。
ここでは、アフガン、イラン、イラク、インド、ペルシア、モンゴル系と色々な民族の顔が見られる。
行き交う人々、声をかける商人、道に座りタバコを吸う人、話をする人。
そうした賑わう人々や木々を包む金色や黄土色がカブールの埃舞う空気感とバザールの熱気を伝えている。
第15回院展に出展されたこの作品はシルクロード・シリーズ大作の2作目で、この作品によって平山の評価が一層高まった。
ここでは、アフガン、イラン、イラク、インド、ペルシア、モンゴル系と色々な民族の顔が見られる。
行き交う人々、声をかける商人、道に座りタバコを吸う人、話をする人。
そうした賑わう人々や木々を包む金色や黄土色がカブールの埃舞う空気感とバザールの熱気を伝えている。
第15回院展に出展されたこの作品はシルクロード・シリーズ大作の2作目で、この作品によって平山の評価が一層高まった。
【制作年】
1971(昭和46)年
【材質】
紙本彩色 六曲一隻
【寸法(cm)】
168.5×366.0cm